「イタリアブックフェア 2013」で講演しました

3月30日
「イタリアブックフェア 2013」で講演しました。
[日本語で読むイタリア] の名で知られるこの催しは、イタリア文化会館(東京)が毎年行っている書籍の展示・販売会で、著者や翻訳者が自作の本を紹介します。編訳『短篇で読むシチリア』(みすず書房)について写真を交え語りました。

「日本経済新聞」第1面の「春秋」欄にて『イタリア覗きめがね』が引用されました

2月27日
「日本経済新聞」第1面の「春秋」欄で、『イタリア覗きめがね』が引用されました。
ベルルスコーニ前首相の勢力再浮上の選挙結果にからめて、記者がイタリア人気質を問うた寸評です。

「朝日新聞」〈声〉の欄に送った投書が掲載されました

9月12日
「朝日新聞」〈声〉の欄に送った投書が掲載されました。
福島の原発事故以来、心の拠り所にしてきたMBSラジオの情報番組「たね蒔きジャーナル」が打ち切り寸前というニュースを耳にして、番組の存続を訴えました。不安をかかえ、真相究明を求める関西の市民に毎晩光をあたえてきた灯台のような存在です。

「産経新聞」に『古代ローマの饗宴』を追体験するフルコース・ディナーの評が掲載されました

4月7日
「産経新聞」に拙訳書『古代ローマの饗宴』を追体験するフルコース・ディナーの評が載りました。
京都のレストラン「カーザ・ビアンカ」における『古代ローマの饗宴』に参加した石野伸子記者が、前菜からデザートまで試食の後、「なんて素晴らしい人生!」というコラムで、“ブオーノ! 古代ローマ” と、イタリア人の祖先の食へのこだわりを絶賛されました。

「産経新聞」に『古代ローマの饗宴』について紹介文を書きました

1月19日
「産経新聞」に、エウジェニア・S・P・リコッティ著『古代ローマの饗宴』について紹介文を書きました。
20年前に平凡社から出版された翻訳書が講談社学術文庫として復刊されたのは大きな喜びです。2200年前の生活習慣はもとより、約400年間つづいた古代ローマ最盛期のご馳走を紹介し、「あなたもどうぞ」と読者にレシピへの挑戦を呼びかけました。記事の見出しは「ローマ人の知恵 再現で発見」です。

曽野綾子さんが『古代ローマの饗宴』についてふれられました

10月12日
産経新聞で『透明な歳月の光』というコラムを連載しておられる作家の曽野綾子さんが『古代ローマの饗宴』についてふれられました。

「最近読んで非常におもしろかった『古代ローマの饗宴』(エウジェニア・S・P・リコッティ著)を航空便で送った」と記された本の宛先は、カリフォルニア大学に留学中のお孫さん。彼からは「日本の本にかなり飢えていたので、ばりばり読んでいます」という返事がとどいたそうです。

翻訳時の苦労が癒え、訳者冥利につきる発見でした。

「朝日新聞」に「ローマの饗宴 京都で復元」のニュースが掲載されました

9月22日
「朝日新聞」に「ローマの饗宴 京都で復元」のニュースが載りました。

豚の乳房や鶏肉を用いたラザーニャ。生姜、卵、松の実を詰めてオーブンで焼く若鳥のガランティーヌ。レストラン「カーザ・ビアンカ」の那須昇シェフの協力のもとで実現したセミナーは、日本イタリア京都会館の主催によるものです。

イタリアの日刊紙「マルケの声」に「ある日本人が見たイタリア人気質」という記事が掲載されました

8月
イタリアの日刊紙「マルケの声」に「ある日本人が見たイタリア人気質」という記事が掲載されました。

– マルケ地方に30年以上住む友人、藤江一美さんから送られてきたのは2010年11月7日付の新聞でした。その1年前「日本経済新聞」に載った取材記事「イタリア人て幸せそう」(武谷なおみさんに聞く)がすとんと胸に落ちたので、まるごと翻訳してイタリア人に読ませたくなったのだ-
と藤江さんは語っています。

「ハッピー」とは異なるイタリア人の「フェリーチェ(幸せ)」感覚が、日本にも浸透するとよいのですが。