第35回「地中海学会」にパネリストとして参加しました

6月19日
第35回「地中海学会」で、シンポジウム「さまよえる地中海」にパネリストとして参加しました。

他のパネリストは石川清(西洋建築史)、畑浩一郎(フランス文学)、堀井優(オスマン帝国史)、三浦篤(西洋美術史)の各氏で、陣内秀信氏(都市史・建築史)が司会をつとめました。

『古代ローマの饗宴』が20年ぶりに文庫になりました

出版社: 講談社
エウジェニア・サルツァ プリーナ リコッティ (著)
武谷 なおみ (翻訳)

(内容説明)
永遠なる美食の大帝国で、人々は何をどう食べ、飲んでいたのか?
監察官カトー、武将アントニウス、詩人ホラティウス、『料理書』のアピキウス、解放奴隷、農夫、、、、、。当時のレシピも併録。

キャベツ礼賛者カトー、最高の饗宴を催した解放奴隷トリマルキオ、「真似のできない暮し」をしたクレオパトラ、葡萄酒を愛した詩人ホラティウス、消化不良のキケロ、、、、、。養殖の海魚、肥えたヤマネ、乳育のカタツムリなど贅を極めた晩餐から、農夫の質実剛健な食卓まで、二千年前、大繁栄を謳歌した帝国の食文化とは。当時の食材やレシピも多数併録しています。


『古代ローマの饗宴』へのリンク

「朝日新聞」に、『短篇で読むシチリア』の書評が掲載されました

2月6日
「朝日新聞」読書欄に、『短篇で読むシチリア』の書評が掲載されました。

「近代史垣間見る不思議な匂い」を7人のシチリア作家の短篇に感じとられた、評者の田中貴子氏は、こうも記されました。「初訳作品ばかりだ。これはお買い得」と。