「地中海学会設立40周年」を祝う第41回大会が、
2017年6月10日と11日、東京大学本郷キャンパス・法文2号館1番大教室で行われ、
地中海トーキング「地中海学会の40年」に、パネリストとして参加しました。
武谷なおみに関するニュース、活動報告、出版物
「地中海学会設立40周年」を祝う第41回大会が、
2017年6月10日と11日、東京大学本郷キャンパス・法文2号館1番大教室で行われ、
地中海トーキング「地中海学会の40年」に、パネリストとして参加しました。
〈ローマからシチリアへ こんな出会いがありました〉の第1回は、
「実験考古学と人は呼ぶ 『古代ローマの饗宴』の著者ニーナ」です。
公益財団法人「井植記念会」が、兵庫県ゆかりの研究者や芸術家におくる
第40回「井植文化賞」(文化芸術部門)を受賞しました。
-読売新聞オンライン、神戸新聞NEXT、毎日、産経、朝日、日経各紙、
NHK、サンテレビで報道されました。
表彰式は10月1日に神戸市垂水区の井植記念館で行われ、
特別賞の受賞者で、地球型惑星の研究で世界をリードするマグマ博士の巽好幸さん、
科学技術部門の受賞者で、情報処理技術を医療に適用する研究の先駆者である畑豊さん、
また、社会福祉部門、地域活動部門、報道出版部門、国際交流部門の
4つの団体を代表する受賞者の方々と、なごやかで楽しい時を過ごしました。
詳しくは「井植記念会」のサイト、「河内厚郎の文化回廊」(毎日新聞オンライン版10月3日)でご覧ください。
丹波古陶館・能楽資料館発行の藝術文化雑誌『紫明』39号(10月初旬刊行)に、「2人のイタリア作家が描く日本 2016年 ー 広島、そして人工知能」を執筆しました。
〈日伊国交樹立150周年〉を記念して組まれた特集「イタリア」に寄せた随想で、トリノとシチリアの親しい友人が今年発表した2冊の小説の書評をかねています。
『愛するゆり子へ』の著者アントニエッタ・パストーレと『鉄の子どもたち』の著者ヴィオラ・ディ・グラード。2人はすべてにおいて異なります。年齢は、60代と20代。表現形式は、抒情的散文と観念的な詩的言語。時代設定は、第二次世界大戦前後と近未来。それでも2人はともに愛する日本を語りながら、現代日本の危うさを鋭く突いてきます。
2月19日
芦屋読書会で、「神秘のシチリア 闇を照らす光」と題して講演しました。
11月5日
「神戸新聞」夕刊の「次の本へ」というコラムに、「シチリアから読み解く世界」という記事が、平松正子記者による取材で掲載されました。
高校時代に読んだゲーテの「イタリア紀行」に描かれていたシチリアが、約半世紀を経て『ランペドゥーザ全小説』(作品社)のなかの中篇「セイレーン」の翻訳へとつながった経緯を語っています。
10月11日(日)
「日本経済新聞」の読書欄で「半歩遅れの読書術」というコラムを担当しておられる詩人の小池昌代さんが、拙訳書『短篇で読むシチリア』(みすず書房)に収録したシチリア作家ジョヴァンニ・ヴェルガ作「ルーパ」について、心にしみる文を寄せられました。
「シチリアの女性に陶然 〈恋物語〉を超えた恋」という見出しがついています。
9月19日(土)
「個個セブン 土曜サロン」(尼崎)において
「イタリアびっくり」というタイトルで講演しました。
6月20日(土)
2014年度「地中海学会賞」を受賞しました。
北海道大学で開かれた第39回地中海学会の席上、授賞式が行われました。
編訳書『短篇で読むシチリア』と『ランペドゥーザ全小説』(脇功氏と共訳)によって「明治以来、イタリア中北部を中心に展開してきた日本におけるシチリア文学研究に一石を投じるものとして高く評価できる」という選評をいただきました。
「地中海学会月報」383号に「地中海学会賞受賞挨拶」を記しています。
3月15日(日)
「神戸新聞」読書欄に、「滅びゆく貴族社会の光と影」という見出しで、『ランペドゥーザ全小説』の書評が載りました。評者は、作家で仏文学者の鈴木創士氏です。