『紫明』39号に執筆しました

丹波古陶館・能楽資料館発行の藝術文化雑誌『紫明』39号(10月初旬刊行)に、「2人のイタリア作家が描く日本 2016年 ー 広島、そして人工知能」を執筆しました。

〈日伊国交樹立150周年〉を記念して組まれた特集「イタリア」に寄せた随想で、トリノとシチリアの親しい友人が今年発表した2冊の小説の書評をかねています。

『愛するゆり子へ』の著者アントニエッタ・パストーレと『鉄の子どもたち』の著者ヴィオラ・ディ・グラード。2人はすべてにおいて異なります。年齢は、60代と20代。表現形式は、抒情的散文と観念的な詩的言語。時代設定は、第二次世界大戦前後と近未来。それでも2人はともに愛する日本を語りながら、現代日本の危うさを鋭く突いてきます。

 

『愛するゆり子へ』表紙    『鉄の子どもたち』表紙