「サンクト・ペテルブルクのヴォルテール文庫」を翻訳しました

2007年3月、4月
イタリアの日刊紙「コリエーレ・デッラ・セーラ」の記者アルマンド・トルノが発表した「サンクト・ペテルブルクのヴォルテール文庫」を翻訳しました。

1778年5月30日、思想家ヴォルテールが83歳の生涯を閉じたとき、6000冊を超える彼の蔵書を是が非でも欲しがったのはロシアの女帝エカテリーナ2世である。フランスからロシアへ。冒険物語のように刺激的な本の輸送がヨーロッパ史の一角を照らし出す。

– 地中海学会「月報」298号と299号に訳文を掲載する許可を与えてくださったトルノ氏に深謝。