プロフィール

武谷なおみ

イタリア文学研究者、翻訳家、随筆家。

1948年 神戸生まれ。
甲南女子高等学校を経て、1970年津田塾大学英文学科卒業。

1980年 京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。
イタリア政府留学生として、ローマ大学文哲学部に4年半在籍。

1985年 大阪芸術大学文芸学科講師。その後、助教授、教授を経て2013年退職。
この間、イタリア語・イタリア文学の講師として、大阪外国語大学、武庫川女子大学、山手女子短期大学、京都大学、東京大学でも教鞭をとる。

1992年 『古代ローマの饗宴』の翻訳で第5回「ピーコ・デッラ・ミランドラ賞」受賞。

2015年 編訳『短篇で読むシチリア』と『ランペドゥーザ全小説』(脇功氏と共訳)で
地中海学会賞」受賞。

2016年 日伊国交150周年を記念して
第40回「井植文化賞」(文化芸術部門)を受賞。

エッセイ集に『イタリア覗きめがね』『カルメンの白いスカーフ』その他がある。
イタリア学会地中海学会日本文藝家協会会員。